【回顧録】試される大地、北海道一周自転車旅。出発の日。
はじめまして。
イエローです。
自転車がすきな大学生、バイト代で買ったアルミのロードバイクで旅をしたり、無理をして買ったカーボンフレームでレースに出てみたり。
自分なりに悩んで買ってみて、良いなと思ったモノや旅の思い出、自転車に関することをなんでも書いていこうと思っています。
特に旅では全国各地いろんな所へ行き見たこと、感じたことを書き残しておきたいと前から思っていたので、随時更新していきたいと思っています。
回顧録にはなりますが…
さて、早速。
3年生になって脂ののってきた僕はいよいよ、試される大地、北海道への上陸を計画します。
それまでの期間に、四国、東北、本州は大方走ってきています。それはまたいつか振り返りたいと思っています。
旅を始めた頃から、日本というくくりの中では、北海道が僕にはいちばん魅力的なフィールドでした。好物は最後にとっておくタイプの人間。
装備も旅を重ねるごとに自分のスタイルの中で取捨選択され、ある程度しっくりいくものに。
体力的にもそこそこ走れるようにはなっていました。
そんなこんなで自分なりに準備して挑んだ、試される大地。
出発当日、東京は雨。
大洗からさんふらわぁ号で苫小牧へ上陸する手はずだったので、大洗まで自走する気でいましたが初日から雨の都会を走るモチベーションにはなれず、輪行で。
自走する気でいたのでフルパッキング状態。輪行袋に入れ、サドルバッグは手持ち。しかし他は自転車につけたままで運べるので、パニアスタイルでの輪行に比べるとだいぶマシです。
18切符での長距離移動故に発生するタイトな乗り換えミッション、パニアバッグと自転車を担いでホームを爆走する。
あれより辛いことはなかなかないでしょう。
バイクパッキング、装備についての紹介はまた別記事でやろうかなと思ってます。
かわいい電車。
大洗駅について再び自転車を組み立てる。フェリーにはバラさないまま乗船できます。自転車に乗って船に乗れます。ワクワク、便利。
大洗港へ向かう途中、降りてきたであろうチャリダーに挨拶される。
彼の旅はどんなだっただろう。
ターミナルに到着。記念撮影。
搭乗手続きをしてしばし待機。
いよいよ搭乗。ワクワクとなぜか少しの緊張。周りには自転車乗りはもちろん、バイクの方も大勢いました。乗り物のカタチも、装備も千差万別。観察していると、その人が何に重きを置いているのかなんとなくみえてきて、僕は好きです。
ロープでしっかり固定していただけます。安心。
船が動き出すと駐車場には降りれないので、船内で必要なモノは取り出しておきましょう。僕はしっかり忘れたのでガンダしました。しんど。
僕は一番安い雑魚寝だったので、自分の寝床を確認しにいくと、幅50センチくらいのペラペラなマットレスが、隙間なくビッチリ敷き詰められている。
パーソナルスペースとは。
船内ではすぐに風呂に入れます。
オーシャンビュー、洋上の動く銭湯。なかなか素敵です。
風呂上がりに船内を探検。僕が乗ったのは古いさんふらわあで、そのせいかかなり揺れる。
あれ、気持ち悪いかも。
乗り物酔いには縁遠いつもりでいたんですが、めっちゃ気持ち悪い。何でみんな平気なの、、、
気をまぎらわすためマップル読んだり、ミニシアターで子どもと映画観たりするけどやっぱり気持ち悪い。
だいぶ苦しんで、苦しみ疲れたのか睡魔がやって来て、幅50センチのマットレスで眠りにつく。
心配性な僕はよく寝る前に明日することとか、持っていくモノとか確認します。
忘れ物とか。
忘れ物とか。
忘れ物。何か無いかな。
カメラの充電器さん「忘れてるよ。」
ああ、、
おやすみなさい。